気まぐれ麻婆豆腐

日々の雑記

MLB2019展開予想

 

こんにちは。今回はMLBの各チームの戦力を見つつ、「どの地区・どのチームが面白くなりそうか」みたいなことを書いていきます。読んでくれるのはせいぜい2人くらいだと思いますが、一応書いてみます。MLB選手名鑑みたいな本買ってから書こうかなとも思ったのですが、それだと丸写しになっちゃいそうなのでとりあえずデータだけ見て(主観バリバリで)書いてみようと思います。

(チームごとに書くことも考えたのですが、3チームくらい書いたところで開幕に間に合わないなと思ってやめました)

 

〈AL東地区〉ボルチモア・オリオールズ/ボストン・レッドソックス/ニューヨーク・ヤンキース/タンパベイ・レイズ/トロント・ブルージェイズ

今季もヤンキースレッドソックスの一騎打ち状態になりそう。

ヤンキースは昨季MLB記録となるシーズン267本塁打を放つなどほぼベストの成績を残したものの、レッドソックスとの直接対決をボロボロ落として2位に終わった。今季は首位打者獲得経験のあるルメイヒューなどを戦力に加え、打線がさらにパワーアップした(これ以上打線強くしてどうすんねん)。

レッドソックスは昨季隙のない強さでワールドシリーズを制したが、昨季は出来過ぎの感があったので、今季はもう少し落ち着いた成績になりそう(それでも強いけど)。戦力としては抑えのキンブレルをFAで放出した以外はほぼ同じで、相変わらず隙のない顔ぶれ。不安要素があるとすればヤンキース相手に打たれまくっている先発のプライス(いつも4回6失点くらいでKO)。

 

〈AL中地区〉シカゴ・ホワイトソックス/クリーブランド・インディアンス/デトロイト・タイガース/カンザスシティ・ロイヤルズ/ミネソタ・ツインズ

戦力だけ見るとインディアンスが優勝候補筆頭。勝ちを計算できる先発投手が多い。打撃陣ではエンカーナシオンやドナルドソンなどの強打者を放出したが、それでも他が打てるので問題無し。

ライバルになりそうなのはツインズ。昨季途中にヤンキースからオースティンを、レイズからクロンを、ブルワーズからスクープを、アストロズからゴンザレスを獲得するなど大型補強に乗り出し、一気に打線の層が厚くなった。

他のチームは再建期なり世代交代期なりの真っ最中で、今季でいきなり上位というのは難しそう(可能性なくはないけど...)。

 

〈AL西地区〉ヒューストン・アストロズ/ロサンゼルス・エンジェルス/オークランド・アスレチックス/シアトル・マリナーズ/テキサス・レンジャーズ

優勝候補はアストロズバーランダーやコールを擁する先発陣は十分に勝ちを計算できるし、打線も重厚。ブレグマンが昨季31本塁打を記録するなど大ブレイクした他、オフにはインディアンスから主軸を打っていたブラントリーを獲得。コレアが一昨年くらいに活躍できれば完璧。

2位が難しい。アスレチックスに妙な爆発力があるので、昨季同様にジリジリとアストロズに迫っていく可能性はまあまあ高い。一方マリナーズも十分な戦力を兼ね備えており、主力打者の放出を見事に補強で埋めている(実際どうなるかは分からんけど)。菊池の成績は未知数ですがまあシーズン通して投げていれば10勝くらいにはなるんじゃないでしょうか。

エンジェルスは再建期にあるのでもう少し様子見。レンジャースは投手陣にやや不安があるので上位に行くイメージはあまりない。

 

〈AL総括〉

昨季地区を制したチームが今季も強そう。同じチームが地区のトップを走り続けるのは見ててあんまり面白くないので、昨季2位のチームの頑張りが見たい。

 

〈NL東地区〉アトランタ・ブレーブス/マイアミ・マーリンズ/ニューヨーク・メッツ/フィラデルフィア・フィリーズ/ワシントン・ナショナルズ

読めない。マーリンズ以外はどのチームも優勝争いに絡めそう。

ブレーブスはめちゃくちゃ秀でた部分はないものの投打のバランスは良い。メッツはマリナーズからクローザーのディアスと主力打者のカノを獲得。打撃陣はまあまあのタレント揃いなので、打線が繋がって機能するかどうかがカギ。

フィリーズは珍しく大型補強を敢行し、ヤンキースで1番を打っていたマカッチェン、マーリンズから高打率を残せるキャッチャーのリアルミュート、そしてナショナルズからMLB屈指のスター選手ハーパーを獲得した。若き主砲・ホスキンスに加えて主軸級の打者が3人入ったのは大きい。投手陣は今ひとつだが打力でなんとでもなりそう。

ナショナルズはハーパーを失ったものの、内野では強打のドージャーをドジャースから獲得し、外野では若手のソトが成長を見せており、打撃陣の戦力ダウンはそこまでなさそう。投手陣の戦力も昨季とほぼ変わらず、安定した強さが期待できる。

 

〈NL中地区〉シカゴ・カブス/シンシナティ・レッズ/ミルウォーキー・ブルワーズ/ピッツバーグ・パイレーツ/セントルイス・カージナルス

ブルワーズが優勝候補筆頭だが、レッズが未知数。

ブルワーズは昨季イェリッチとアギラールを中心に打線がとにかく打ちまくり、攻撃力で優勝を勝ち取った。先発陣はそこそこだったが、クローザー3人体制がハマり、勝ちパターンが固定されていたのも良かった。今季はドジャースから打てるキャッチャーのグランダルを獲得し、打線に厚みが増した。

レッズはフィリーズ同様稀に見る大補強で、ドジャースから先発投手のウッドと、強打者のケンプ、プイグの3選手を獲得。今までボットーやジェネット、スアレスなど打力のある選手はいたが、彼らをつなぐ選手が補強されたことによって隙のない打線が出来上がりそう。こちらも投手陣はそこそこだが、打線の爆発力に期待。

 

〈NL西地区〉アリゾナダイヤモンドバックス/コロラド・ロッキーズ/ロサンゼルス・ドジャース/サンディエゴ・パドレス/サンフランシスコ・ジャイアンツ

パドレス以外はどのチームも戦力ダウンが見られるが、それでもドジャースの層が厚い。レッズに主力を3人持っていかれて、4番のマチャドもパドレスに放出する形となったが、ダイヤモンドバックスからまあまあ打っていたポロックを獲得し、シーガーが怪我から復帰するなど、明るい材料も多い。

パドレスはマチャドをはじめ強打者を3人ほど補強し、打線の顔ぶれはかなり豪華。こちらも投手陣が今ひとつなので、打撃陣の頑張り次第ではドジャースといい勝負ができるところまでもっていきたい。

 

〈NL総括〉

大型補強に踏み切ったチームが昨季の各地区覇者とどんな勝負をするかが楽しみ。移籍した選手がどの程度の結果を出すかも気になるところ。

 

あくまで予想なので外れることも全然あり得ますが、MLB見てみようという人は参考にしてみるといいかもしれません(本当に?)。では。

 

 

MLB興味ないのにここまで読んだ人、本当にお疲れ様です。