気まぐれ麻婆豆腐

日々の雑記

うまくいかなかったけど

 こんにちは。さすがに2発目は短くしようと思ったんですが、内容が内容なので長くなっちゃいました。ご勘弁ください。

 

 今年は色々なことがありました(みんなそう)。「うまくいったか」と「うまくいかなかったか」のどちらかと言われれば、「うまくいかなかった」ことの多い1年だったように思います。それでも、少ないながらの「うまくいった」ことが自分にとってはかなり嬉しくて、そのおかげでなんだかんだ楽しい1年を過ごせたのだと思います。

 

 さて、ここからは「勉学」「就活」「サークル」「恋愛」の4要素に分けてこの1年を振り返ってみたいと思います。

 

①勉学

 上半期はめちゃくちゃでした。4つの中で一番めちゃくちゃだったと思います。

 1月はそこそこ頑張って書いたレポートが完全なダメ出しをくらってしまい、そこを皮切りにやる気がどんどん消えていきました。単位も消えていきました。試験はなんとか受けて単位も回収しましたが、レポート科目は1個も出しませんでした(必修も含めて)。春休みは専攻分野の概説書を読もうと思い図書館に何度か足を運んだのですが、当然ながら全部読み切ることはできず、一番興味のある部分だけ読んで勝手に満足しました。

 3年生になるとさすがに「このままではまずいな」と思うようになりました。かといっていきなり頑張れるわけでもないので、結局自分が無理なく頑張れそうな範囲で履修を組みました。4月、5月はまあまあうまくいっていたのですが、6月になって強敵が現れました。「ロシアW杯」です。もともとスポーツを見るのが結構好きで、メジャーリーグの試合を週2くらいで見られるように時間割を組んでいました。しかし、W杯が始まってしまえば時間割など関係ありません。夜プロ野球・深夜サッカー・朝メジャーの3コンボです。それまで積み上げてきた生活リズムは一瞬にして崩れ去りました。結局「3限に行くのがやっと」みたいな感じになってしまいました。ゼミが4限だったのがせめてもの救いです。結局拾った単位の数も前の学期とほぼ変わらず、何もやり遂げられないまま上半期を終えました。

 9月になるとさすがに「このままではまずいな」と思うようになりました(2回目)。今度は親と相談して「とにかく次の学期でできる限り多く単位を取って、その先のことはその時考えよう」という話になり、結局秋学期は16コマ入れました。他の学科同期の倍くらいの数なので、「みんな時間があっていいなー」と思いながら授業を受けています(全部自分のせいなんですけど)。今のところちゃんと学校には行けていて、順当に勉強すれば単位はほとんど取れそうです。この先どうなるかは分かりません。とにかく今は「やるしかないのでやっている」という感じです。

 

②就活

 これも上半期は勉学ほどではないですがめちゃくちゃでした。めちゃくちゃというよりは「何もしなかった」という表現の方が正しいかもしれません。

 上半期はテレビ局のアナウンススクールに通っていました。通っていて一番驚いたのはなんといっても「男の少なさ」です。1クラス10人前後で構成されているのですが、男性はぼくを含め2〜3人しかおらず、他の人が休んでハーレムになることもありました。女性陣の方はというとミスコンに出ている人とかモデルや女優をやってる人とかがまあまあいて(もちろんそうじゃない人もいます)、とんでもない世界でした(いい意味で)。日常の男女比がそのままひっくり返った感じです。

 話が逸れました。アナウンススクールは総じて楽しかったですが、「アナウンサーをやりたい!」という気持ちにはなれませんでした。発声練習などの「いい声を出すための努力」がどうしても続かず、こんな状態ではとても目指せないなと思いました。クラスメイトとはまあまあ仲良くなれて、よく一緒に帰ったりしましたが、全20回の講座が終わると連絡も取らなくなりました。あの人たちは今頃試験受けたりしてるのかな。

 スクールが終わったのが6月で、その後は夏休みが終わるまでほとんど何もしませんでした。インターンのESをいくつか出したりはしましたが、何を書けばいいのか分からず薄っぺらい文章を出して終わり。まあ通らず。「大学で一番頑張ったことを書け」と言われても、この時はまだ何も頑張れていなかったのでそもそも書けることがなかったのです。みんはやはまあまあ頑張ってましたが。

 秋になるとさすがに「このままではまずいな」と思った(3回目)ので、情報を仕入れるところから始めようと思い立ちました。具体的には、家に届くチラシとかを頼りに何回か合同説明会に行ったりしました。結局いくつか面白いと思える業界・企業は見つかって、説明会がきっかけでインターンに行ったりもしました。就活情報を仕入れるようになったこの2〜3ヶ月の間に興味の有無に関係なく色々話を聞きに行ったということもあって、自分がどういう仕事をしたいのかが少しづつ見え始めたような気がしています。色々と就活イベントに誘ってくれた学科同期の存在も大きかったです。

 ちなみに今ぼくが一番したい仕事は「大学の近くで定食屋をやる」です。

 

③サークル

 サークルというかクイズですね。クイズ屋以外の読者を想定していないのでクイズの諸々についての説明は省きます(すみません)。

 3月まではみんはやばかりやっていたのですが、abcで活躍した人々に刺激をもらって4月以降は問題集の読み込み・打ち込みも始めました。まあまあ座学を頑張ったのですが、8月のSTUには間に合わず。座学を頑張り始めたとはいえ8月まではみんはやが非常に大きなウェイトを占めていて、紙抜けを目指すのであれば今のままだとコスパが良くないと思いました。そこでこの紙落ちを機に9月で一旦みんはやを引退し、それ以降は座学をコツコツやっていく方向に切り替えました。

 また、今年は部内杯(早チャン)の企画者側に回りました。一度振り返り済みなのでここではあんまり書きませんが、やってよかったと思えるイベントになりました。「自分がTQCに確かに存在している」ということを今までで一番強く感じられたひとときだったように思います。

 

④恋愛

 この項については書くこと自体を迷ったのですが、書かずして年を越せない気がしたので書きます。

 去年の12月に(色々あって)元カノの彼氏と会ってから、自分がどうしたいのか何も分からなくなって、しばらく恋愛について考えるのをやめていました。それまで色々悩みすぎて「もう疲れた」というのが正直なところです。早く誰かと結ばれたいという焦りみたいなものもありました。なので、今年は恋愛に関しては「あまり生き急がないようにしよう」と思って過ごしていました。実際、10月くらいまでは恋愛についてほとんど考えませんでした。今まで悩み続けてきたので、とても快適な時間ではありました。その間何もしなかったわけではなくて、少しでも見て呉れをマシにしようと新しい服や眼鏡を買ったりしてみました。自炊のレパートリーを増やしたりもしてみました。

 さっきわざと匂わせる書き方をしましたが、じゃあ10月から何かあったのかという話になりますね。ありました。ええありましたとも。

 「その人」とは何度か2人で出かける機会があって、美味しいものを食べに行ったり動物園に行ったりしました。会って話を重ねていくうちに、その人の「人間らしさ」に惹かれるようになりました(なんだその理由)。この思いを自分の中に留めておくという手もあったのですが、このまま年を越してしまうとずっと言い出すチャンスを失いそうだったので、思い切って気持ちを伝えることにしました。

 年末のある日の夜に電話で気持ちを伝えたのですが、結果ダメでした。それまでの流れからなんとなくダメっぽさも感じ取っていたのでそこまで驚きはなくて、断られた直後も「まあ、そうだよねー」みたいな感じでした。でも彼女の断る理由にぼくの思う「彼女らしさ」がこれでもかというほどに溢れていて、それを彼女の口から聞けたことがとても嬉しくて、それだけで結ばれるか結ばれないかなんてどうでもよくなりました。フラれたのに幸せを感じるって意味不明ですね。ぼくもおかしいと思います。

 結局彼女とは結ばれこそしませんでしたが、彼女には本当に感謝しています(大げさだと思いましたが本当にそうなのでこのまま書きます)。まず、ぼくに読書の楽しさを教えてくれたのも彼女です。彼女と本屋で一緒に本を買ってから(その時ぼくが買ったのが『にょっ記』だったわけですが)、読書がクイズに次ぐ趣味になりつつあります。また、ぼくは1つの失恋を延々と引きずりがちなタイプなのですが、あの日の彼女との通話のおかげで晴れ晴れとした気持ちでいることができています(微塵も引きずっていないと言えばさすがに嘘になりますけどね)。初めて「いい片思い」ができたな、という気持ちになれた一件でした。

 

なんだかんだで幸せな1年でした。ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

 

・最後に、来年の目標

いっぱい書いて疲れたのでそんなもんは来年になってから考えます。